古いZF製ATのバルブボディ(Valvebody)整備,洗浄,点検,調整,修理,OHオーバーホールご相談賜ります(3HP12,3HP22,4HP16,4HP20,A4S270R,4HP22,4HP24,A4S310R,5HP18,A5S310Z,5HP19,A5S325Z,5HP24,A5S360R,5L40E,A5S440Z,5HP30,A5S560Z,6HP26)BMW,ジャガー(Jaguar),アウディ(Audi),ランドローバー(LandRover),ポルシェ(Porsche),シトロエン(Citroen),プジョー(Peugeot),マセラティ(Maserati),メルセデス(Mercedes),ベントレー(Bentley),フォルクスワーゲン(VW),アストンマーチン(AstonMartin),AL-4,A140,A240,A241,A243,A540,A541,A650.722.6
2014/02/07
リバーストラブルの経験があるオーナー様へ (Info for Reverse trouble owners)
ZFミッションにおいてリバース動作不良(バックに入れてもトルクが来ない)を一度でも経験されたオーナーさんにご忠告です
ATのリバースやフォワードの動作はバルブボディチャネル内のチェックボールが制御を受け持っています、動作不良が起きるのはこのチェックボールが消耗してプレートを通過したりスラッジにより適性な油圧がこないために発生するケースが殆どです
多くの方がそうした事態に遭遇するとアクセルを踏んでエンジン回転を上げ一時しのぎをするようです、実際エンジン回転を上げるとチェックボールが機能していなくとも油圧が暫定的上がるので弱いトルクでの動作が可能となります
しかし、これらの動作はひとつ間違えると通過したチェックボールの破砕や紛失を招き最悪走行不能な事態に陥る危険にある事を十分理解して下さい
リバース不良を経験されたあとは早急にバルブボディのオーバーホールをしてチェックボールの交換をして下さい、ATがお釈迦になるのは時間の問題です・・・ この時点では数万円程度の補修費ですみますが、クラッチを駄目にしてしまった場合はAT全載せ換えの数十万円コースしか選択の余地が無くなります。
リバース不良は最も簡単にATの健康状態を予測できる症状であり、そして被害を留めるのも拡大するのも貴方次第と言う訳です