2013/07/13

警告チャイムの修理 (Chime Unit Repair)

車両側からの信号に問題は無かったので警告音が鳴らないのはチャイムユニット側の原因が考えられます


シンプルな警告音を発するだけなのに何とも複雑な回路で構成されています。 私はあまり電気回路に詳しくないので内容については省略します(笑)




確認する必要があるのは回路基板の故障かスピーカーの故障かです、チャイムユニットを駆動するラインは以下のようになっていますので必要な部分に電源を供給します




その状態でスピーカー側のライン点検をしてみると、信号電力が供給されているのが分かります。 この状態で音が出ないのはスピーカーの障害です




他のスピーカーでテストすれば原因は確定するので廃棄予定のパソコンについているスピーカーを取り出します




これでテストしてみるとちゃんと音がでました。 元のスピーカーはインピーダンスが40Ωという変わった規格値であまり同類のものは見かけません、パソコンのスピーカーだと若干音が控えめになりますが使えなくはありません。




チャイムユニットが故障したことを車両仲間に相談したら、予備部品をお持ちの人が同じものを譲ってくれました。 これなら音の大きさも同じで問題ありません。







あとは、車両のハーネスに繋いでテストして無事に修理が終わりました。