前回はエンジンルーム内を点検しましたが特に問題箇所はありませんでした、ガソリンの漏れはホースの継ぎ目かホース自体の損傷しか考えられませんので残るは燃料タンク周辺か燃料フィルタ周辺のどちらかが疑われます。
いつものように車両を車庫から出そうと移動させると車庫のコンクリート上に大きく濡れた痕が残っているのがみえました。 近づいてみると確かに濡れているのですが、夏のこの暑い時期と言う事もありみるみる蒸発して乾いていきます。
エアコンを稼動させているとエバポレータからの排水が車両の下に落ちますが、濡れている場所はリアのデファレンシャル辺りでありしかもその量が半端じゃありません。 そして何よりも蒸発する勢いとその臭気からそれがガソリンである事は直ぐに理解できました。
ガソリンは燃料ホースから滲む程度の漏れでもその臭いは強烈なので良く分かります。 滲み程度の漏れならば後日修理をしようかと暢気に構えるのが旧車乗りですが、こんなに大量に漏れていると流石に放置する訳にはいきません。
車両を一旦車庫に戻しエンジンを掛けたままリア側の下を覗いてみると、どんどん漏れて溜まっていきます

流石にこりゃ駄目です(笑)
車両の下に潜り漏れの状況を確認すると、ガソリンがリアのメンバーを伝って落ちてきてます

そして、漏れの場所は・・・・燃料フィルタに繋がる部分です

拡大してみると

ここのホースは5年前に交換しているのですが、どうやらホースを短くしすぎて負荷が掛かってしまったようです

今回はホースを少し長めにして負担が掛からないように補修をしました

これでようやくガソリン臭から開放されました(笑)