2013/10/07

ALPINA E36 B6 の ATバルブボディ修理 (ZF 5HP19 Valve Body Repair Pt2)

ZF製の 5HP19 にはオイルパンの給油口タイプによって2種類のものが存在します



これは給油口がオフセットされたタイプです、別のものは真ん中に給油口が位置しています






給油口の開閉には太い6角レンチが必要で、しかも100Nm 以上のトルクで締める必要があるので工具でブレイカーバーは必須です






給油口が奥まった位置にあるのはATF補充時にオイルパン内のオイル量を維持するためです、でもこの設計はあまり得策とは言えません、どうせならAT本体横にでも給油口を開けてくれれば良かったといつも思います。






バルブボディを降ろすには付属のハーネスカプラも本体から取り外す必要があります、しかしシフトリンケージがコネクタ部の真下にあるためアクセスできません。 ATが冷えている状態ならば素手でカプラを掴めば外せなくは有りませんが、ATもエグゾーストも高熱な状態なので厚手のゴム手袋をした状態では緩みそうにありません。







シフトリンケージはステーごと外してしまいます







これで空間ができました







無事にバルブボディの取り出しは完了です











続く・・・・・・