2013/05/12

リアストラット (Rear Strut)

E32の740・750にはリアショックにレベリングサスペンション(レベライザ)が使用されています。 


一部のE34大排気量モデルにも同様の設定がありますが多くのオーナーさんがレベリングサスペンションを社外品のサスペンションに交換されているようです


純正のレベリングサスペンションと社外品のサスペンションはどちらが良いかは好みの問題でどうでも良い事ですが、純正のレベリングサスペンションは維持整備に関しては結構手間が掛かります。 乗員数や車載する荷物の量に応じて車高を維持してくれる点は優れものですが、油圧と空気圧による複合制御になっているので構造が複雑でオイル漏れや補修整備をする部品点数も当然増えます。


走行時の安定性や挙動の安定性はレベリングサスペンションよりも社外品のサスペンションの方が優れているのは間違いありませんが、ALPINAのB12はあえてそのレベリングサスペンションに専用のスプリングで味付けがされています。  こういった部分がALPINAはM社と異なる方向性である事がよく判る点です、極限の走行性能やエンジン性能を追求するM社に対しALPINAは官能的な走行性能を運転する人に与えてくれます。



さて、そのリアストラットですがリアトレーリングアームに接続する部分のブッシュがかなり劣化してきています


見た目だと判りにくいのですが



ブッシュが目視できる位置から見ると



少し拡大してみると



ボロボロです(悲)、そのうち交換するかな・・・・