E34-540に乗るオーナーさんから調子の悪いATを診て貰えないかと相談がありました。
該当車両には車台番号からZF製のA5S560Z(5HP30)が搭載されている事が確認できました
最近発生しているのは次のような症状です
(1)シフトがリバース位置のときクリープで後進はできるのですが、アクセルを踏み込むと一度駆動力が抜けてその後に突然クラッチが繋がる
(2)シフトがニュートラル位置なのに後進することがある
(3)冷間温間に関係無くクリープが非常に弱いときがある、アクセルを踏むと普通に加速していく
これらの症状はバルブボディ内部の後進切り替え用チェックボールに問題があるときの症状に多いので、一度バルブボディの分解整備をしてみようと言う事になりました。
と言う事でバルブボディ整備に必要な部品を手配しておきました
次回は5HP30のバルブボディ整備記録の公開です
予想が的中しましたが、他にも色々問題がありましたよ(笑)