2014/05/07

排気ガスレベルの改善作業 ( CO Gas Repair )

先日、排気ガス検査をしたところ異常に高いレベルを示していた私の車両ですが、諸先輩方がO2センサの機能点検をしろと言うので確認してみました。


750はV12気筒でO2センサは両バンクに1個づつ装備されています、勿論それぞれ該当バンクの燃調を受け持っています


機能低下を起こすとエンジン始動時にハンチングが発生しやすくなったり燃料がリッチになって燃費が悪化したりします


点検は専用のモニターツールをコネクタの間に繋いで検査します。 正常に機能していると2~3秒サイクルくらいの間隔で正弦波状にLEDランプが点燈してバイアス電流のフィードバック状態を確認できます。


左側バンクの排気は正常な動作でしたが右側バンクの排気バイアスの反応はやや遅くリターンに4~5秒程度掛かっています、機能はしていますがバイアス変化量は正弦波状では無く補正量も少なめなのでかなり機能低下していると判断しました。


通常、O2センサは10万キロ程度利用できます、今回は交換後7万キロ程なので初期のエンジン状態が悪かった時期を考えれば妥当な劣化と言えます


交換後の排気ガス状態は良くなっているようですが、残念ながら劇的変化には乏しいようです。 エンジン状態から判断すると失火が多い状況なのでやはりバルブタイミングを調整しないと駄目なようです。




最近は忙しいので、仕事が落ち着いたらエンジン作業の予定を組みます。