2014/01/31

ZF 4HP22 のバルブボディガスケット ( Gasket for ZF 4HP22 Valvebody )

ATバルブボディのオーバーホール整備をする場合の必需品と言えば交換用のチェックボールとガスケットです。  しかしこれらの補修部品を国内で入手する事は容易ではありません。

AT全体のオーバーホールを行う場合なら幾つかオーバーホールキットがメーカーから提供されていますのでそれを手配すれば可能です、但しこれらのキット大抵5万円から10万円以上もします

AT修理を業者に依頼すると大抵高額な見積りが出てきますが多くの原因はこうした高額な補修パーツ代にあります、一つの部品が欲しいだけなのに数十種類の部品がセットになったものを買う必要が有るのは何とも不条理な仕組みです。

本国のZF社は一般向けに部品の単体供給はしていませんから一部の業者を通じて購入するしかありません。  昔、友人が国内で公認ショップと言われる有名な業者さんに補修部品をばら売りして欲しいと打診したそうですが門前払いで相手にしてくれなかったそうです。

例えば4HP22に使用するこの種のガスケット、ベースは紙なので価格的には数千円ですが一般の人が単体で入手するのはかなり難しいようです。  しかも年式や世代によって3種類もあり自分の車両のATがどれに該当するかは分解してみるまで確認が出来ません。

パターン1



パターン2



パターン3




それぞれが微妙に異なります、先日のE30を整備したときもこの中から1枚を現物合わせしました。

私のところはDIYの聖地を目指していますから、遠方のオーナーさんでこちらまで車両を運んでAT整備を依頼できないようでしたら、こうした補修用ガスケットを単体でお分けする事もできますのでお気軽にお問合せ下さい