2012/09/01

オーバーヒート車両の対応 (Shogun getting overheat)

昨日、友人の Shogun からメールが来てました。 

どうやら750で出掛けたときに渋滞路を走行するとオーバーヒート気味になるので週末に一緒に点検しようとの相談でした、昨日は走行中に3/4目盛りを超えるケースがあったらしい。


オーバーヒートの原因としては「ファンクラッチ」の作動不良、サーモスタットの破損、ウォーターポンプ不良、エアコンコンデンサファンのトラブル等が考えられるわけですが、ファンクラッチは交換して2年程しか経っていないのでその他が疑わしいでしょう。

とりあえず交換部品と車両はガレージに置いてあり、JB1さんも来るそうなので朝から行くことになりました。 Shogunは昼頃まで別件の用事があるようでそれまで二人でそれぞれ必要な作業をする事にします。


基本的な部分を点検してみる



点検: コンデンサファン関係のヒューズを点検
結果: 25番、29番ともに問題無し


点検: エンジンキーON、エアコンONでコンデンサファンが回るか?
結果: ファン回らず

点検: ラジエタ横の温度スイッチを直接短路してコンデンサファンが回るか?
結果: Lo(回らず)、Hi(回らず) Hiではリレー音が聞こえるがLoは聞こえない

点検: コンデンサファンのコネクタに直接12V+をかけてみる
結果: コンデンサファンは回る




エアコン関係のリレーはエンジンルーム運転席側のボックス内にあります、上図のように左からN6(Headlight Cleaning system) K22 (High Speed) K21(Normal Speed) となっています


コンデンサファンに異常は無いと判断しLo側のリレーを取り外して接点清掃とリレー単体テストをしてみるとちゃんと作動します、スタックしていたのでしょうか? リレーを戻してみると何事も無かったように動き出しました。 このときN6もテストしたのですがこちらは反応が無かったのでこれは交換しました。

エアコンを使った状態で走行中に水温が上昇したのはこのリレーが死亡してコンデンサファンが回らなかったことが原因です、簡単な修理で良かった良かった。