2013/03/05

E36 M3 パワステオイル漏れ修理 Pt2 (E36 M3 Steering Oil Leak)

さて、オイル漏れホース修理ですがコネクタの付いたホースを一式交換するのが一般的な対策ですが、何せチームメンバーはケチですからホース部分だけ修理します。(笑)こちらは取り出したもの一式です


ホースのオイル漏れは殆どがこの継ぎ目部分から発生します、純正やOEMのどの部品をみてもこの継ぎ目処理はダメダメです。 国産車のものは高圧用も低圧用もこのあたりの部品精度は良いのですがね。

低圧側のリターンホースなのに漏れるのは劣化したホースがエンジンの挙動に合わせて横方向に捻れて回転するのが原因です、実際このホースはクルクル回ってしまいます


交換するのはホースだけなのでサイズの合いそうなものをチョイス


継ぎ手部分は除去します


こんなふうに突っ込んであるだけです


強引に切り離します


2本のうちもう1本も外します


こちらは手持ち在庫があるので、それを使うとのこと


ホースだけを交換したほうはオイルクーラーにこんな感じで装備します


オイル類のホースバンドは燃料ラインと同じく全体で締めるタイプを使って下さい、メッシュタイプなどはホースを傷める要因になります


作業が終わったら、エアフィルタボックス類を元に戻して完了です



本当はホースが回らないような処置をすれば後々の漏れを防止できるのですが、とりあえず暫くは大丈夫でしょう。 海外のオーナーなどはステンメッシュタイプのホースを使ってホースの捻れ防止をしたりしているようです。

他に検討するとすればホースクランプをギアボックスに固定するような方法を考えれば、ホースの回転方向の動きを止められると思います。