最近はオイル漏ればかりですが、ブレーキ油圧警告用スイッチからのオイル漏れも酷くなったので交換する事にしました。
交換用新品スイッチは手持ちの在庫で既に5年も経過しています、先々に漏れる事は分かっていたので安いときに手配していましたが旧車オーナーって本当に部品持ちが良くないといけないんですね(笑)
750はブレーキ・ステアリング・レベライザの3つが油圧システムにより作動するため油圧システムに不具合があると運行に支障がでます。 このスイッチは高圧油圧ラインの分岐ユニットに装備されていて常に油圧をモニターするようになっています、油圧に異常低下があるとドライバーに警告を出してくれます。
普段のスイッチをみると古い車両は大抵オイル滲みがあります、少しくらい滲んでいても問題は無いので普通は放置です。
でも、漏れが酷くなってくるとこんなふうに
そしてエンジンルームを汚していきます、ようはどこまで我慢できるかです
交換にはステアリングギアボックスに繋がる高圧油圧ラインが邪魔なので一度ラインを外します。 普通に整備をしているオーナーなら間違いは無いと思いますが、このラインを外すときには油圧抜きの作業を必ずして下さい。 油圧抜きをしないで外したら140barという高圧でオイルが貴方を襲います(笑)
これくらい漏れてるとやっぱり交換です
新旧のパーツ比較です
せっかくなので構造をお見せしましょう、コネクタ部分をカットしてみます。
油圧ピンとスイッチコネクタに分かれました
高圧が掛かる部分ですから油圧ピン部分から漏れるんですね
スイッチコネクタは非常にシンプルな構造です、油圧が掛からない状態になると接点が接触して警告がでる
油圧が掛かるとピンが出てきて接点を切り離して警告を切るようになっています
最悪、スイッチが壊れたときはサイズの合うボルトを押し込んで、ケーブルはショートさせとけば運行できる(笑)