古いZF製ATのバルブボディ(Valvebody)整備,洗浄,点検,調整,修理,OHオーバーホールご相談賜ります(3HP12,3HP22,4HP16,4HP20,A4S270R,4HP22,4HP24,A4S310R,5HP18,A5S310Z,5HP19,A5S325Z,5HP24,A5S360R,5L40E,A5S440Z,5HP30,A5S560Z,6HP26)BMW,ジャガー(Jaguar),アウディ(Audi),ランドローバー(LandRover),ポルシェ(Porsche),シトロエン(Citroen),プジョー(Peugeot),マセラティ(Maserati),メルセデス(Mercedes),ベントレー(Bentley),フォルクスワーゲン(VW),アストンマーチン(AstonMartin),AL-4,A140,A240,A241,A243,A540,A541,A650.722.6
2013/10/03
ALPINA E36 B6 の ATバルブボディ修理 (ZF 5HP19 Valve Body Repair)
先日、このブログのAT修理記事を見た ALPINA B6 に乗るオーナーさんからAT不調に関するご相談を頂きました。
最近2-3速のシフト切り替え時にタイムラグやエンジン回転数の異常な上昇とリバース接続のタイムラグが気になるとの事でATF交換を整備工場で行ったそうです。
依頼をした工場はATに詳しく無いとの事でATF交換とフィルタ交換しかできなかったようですが、ATF交換後も症状に改善が見られず対応できるところが無いか探していたところ、このブログにたどり着いたそうです。
何度かメールで症状確認とAT整備のリスクと解決の可能性についてやり取りをし、作業依頼についてご納得を頂けたので Mr.Shogun のガレージに入庫頂いてバルブボディのオーバーホールを行いました。
ATFは2週間前に交換したばかりとの説明でしたが、抜いてみると画像のようにとても交換直後とは言えない酷い色と臭いでした。 恐らく先の交換時はもっと酷かったと推察されます、今回でもオイルパン内部には相当量のスラッジが確認できます。
この年式のB6には2タイプのAT(5HP18,5HP19) がありますので注意が必要です、確認すると ZF-5HP18 でした。
作業の詳細はまた、後日です・・・・・