2014/07/24

国産軽自動車のAT修理

ブログには掲載していませんが関連記事の検索から最近は国産車に乗るオーナーさんからAT修理に関してお問合せを頂く事が多いです。 中でも多いのが三菱の軽自動車オーナーからです


最近は国産の軽自動車でも10万キロを越えて乗る方が増えているようですが、国産車の場合は殆どが10年または10万キロ程度で廃車にする事を前提とされているのか未だに各種部品にあまり耐久性を求めていないように思えます。  もちろん車両価格が安くなればなるほど製造コストも安くする必要に迫られるので過度の耐久性を求めた設計はしないのが普通です。


国産の軽自動車と輸入車では価格が10倍差なんてことも普通で、もちろんそれらは修理代にも大きく反映されます、そもそも輸入車ATの場合は部品供給の問題やディーラーや民間工場が修理を請け負わないという特異な制限があり輸入車オーナーの悩みのたねになっているのです。


ATの不調や故障の程度が軽いものならばバルブボディのオーバーホールやアッセンブリ交換で直りますが、輸入車を請け負ってくれるところを探す事が難しいんですね。 それに比べると国産車の場合これらの修理はディーラーや民間工場でもアッセンブリ交換等で対応してくれるようです、しかも部品代・工賃込みで10万程度と私ら輸入車オーナーからすれば爆安と言えます


例えば、ZFの5HP系でよくあるESSO指定オイルでATF交換すると1L/¥8,000×8L+フィルタやガスケットと工賃で同じ位になってしまいます。 一部の民間工場では該当軽自動車のバルブボディ洗浄を格安でやっているところもありましたが容量の小さい構造もシンプルなものなので格安で作業するんでしょう。


国産車の場合は多くのところでそうした修理をやっているようなので、あえて私らのところに相談するまでも無いでしょうね。