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2014/08/29
サンルーフスイッチパネルの修理 ( Sunroof Control Panel Repair )
この世代のサンルーフスイッチパネルはベースパネルがプラスチック製で固定するための爪も同様にプラスチックで出来ています。 当然ながら20年以上にもなればプラスチックは劣化して壊れやすくなり、エンジンルーム内のプラスチック部品と同じように触れるだけで壊れていきます。
このサンルーフスイッチパネルも一度は落下した経験を持つオーナーは大勢いると思います。 私もこれまで所有した車両全てでこのパネルが落ちて修理した経験がありますが、今のB12は6年程前に修理してから二度と落ちなくなりました。
オーナーさんはそれぞれ色々な方法を試していますが、根本的にプラスチック素材をそのままにしておくと爪だけでは無くベースパネルも割れてしまうので私はベースパネルにアルミ板を接着剤で貼り付けて細部も返しをつけてプラスチック部分が露出しないように加工をしました。
ランプユニットのステー部分でパネルを保持する仕組みなので、その部分も丁寧に板金加工します
爪はオリジナルでは上部と両サイドにありますが殆ど折れてしまって有りませんから、上部にメタル製のものをネジ止めして一体化します。 ネジ止め部分は内装材を貼った段階で見えなくなりますから大丈夫です。 赤外線受光部とスイッチとのギャップはかなり狭いのでプラスチックだけだとここも壊れることがありますがアルミ板を張ると強度が増してその心配も無くなります。
内装材を張って取り付けをすれば完成です、これで完璧です(笑)